情報セキュリティⅡ(第7回)

202204 東京通信大学

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(2023年1月22日に学習しました。)

授業内容

第7回:物理特性利用のセキュリティ
第1講:バイオメトリクス・・・18分08秒
第2講:実装攻撃・・・15分01秒
第3講:量子暗号・・・14分06秒
第4講:その他・・・10分46秒

(第7回全体)
講義時間:58分01秒
テキスト:77ページ

授業振り返り

指紋

指紋は古代バビロニアの時代から存在が知られていて利用されていた形跡があるようです。
本格的な指紋研究は、宣教師として来日したヘンリー・フォールズから始まったそうです。フォールズは遺跡から発掘された土器に残っていた指紋を見て、指紋の研究を始めたそうです。
そして、研究の成果をイギリスの科学雑誌「ネイチャー」に論文として発表したそうです。

フォールズが来日したのは明治時代のことです。
指紋の研究は100年程度の歴史であり、すごい昔からあったわけではないんですね。

バイオメトリクス認証

認証といえば、IDとパスワードを入力、をまず思い浮かべます。
IDとパスワードのかわりに、指紋や目(網膜・虹彩)、歩き方など、人体そのものを使うことをバイオメトリクス認証と呼びます。

餃子の王将社長射殺事件で「歩き方」が犯人逮捕につながったと報道されていました。
「歩き方」=歩容分析というそうです。
歩くときの腕の振り方(前・後)、歩幅、速度などは、個人を識別可能できるくらい特徴を持つものであるとは知りませんでした。
(参考:大阪大学 産業科学研究所 複合知能メディア研究分野 八木研究室のウェブページより「歩容認証・サーベイランス

量子情報科学

量子の話題がここでも出るとは。
他の授業でも出ましたが、なんかよく分からない。
だから何でもできる、すごいモノのようです。

従来のコンピュータは0から1のいずれかの状態を取ることにより、2進数として処理を実施します。量子コンピュータは0でも1でもある状態を表現できるのだそうです。

0でも1でもOKという時点で、ワタシはついていけません。
というわけで、やっぱりワカラナイ。😞

しかしよく分かったが1点あります。
量子情報科学がさらに進展すれば、難解な素因数分解が簡単に解答できるようになります。
そのため、難解な素因数分解を安全性の担保としている公開鍵暗号方式が安全でなくなる可能性があるということです。

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