「どうすれば日本人の賃金は上がるのか」野口 悠紀雄 著 日経プレミアシリーズ (900円+税)
東京通信大学 斉藤 典明先生のツイートで紹介されておりました。
最近買い物に行くたびに、以前とほぼ同じモノを同じ量を買っているはずなのに、合計金額がえらい高いなぁと感じることが多いです。
家族が増えたわけでありませんし、ワタシの食欲が倍増したわけでもありません。
これが物価高の影響なのでしょうね。
今後は増税もあり、どうなるのかとても不安です。
もう1回読もうと思います。
1回読んだだけでは今ひとつ、賃金アップのための策はよく理解できませんでした。
よく分かったことは、長い年月にわたる政府・経営者の失策のツケが表面化しているということです。
もちろん政府=国会議員を選んでいるのは私たち一般国民なので、他人のせいだけにすることはできません。
「自分が投票しても何も変わらない」というのは、正解でもあり不正解でもあると思います。
「何もしない」ということが、最悪の選択肢ではないかと思います。
データ分析方法のお手本にはよいです。
よく分からなかった中で、とても参考になったことは、データを分析し、そこから結論を導く手法です。
公的機関が発表しているデータを使い、考察されています。
おそらくそのデータはウェブページで公開され、だれでも入手ができるものでしょう。
そのため、検証することもできます。
結論にいたるまでに過程が理解できるため、信頼性が高いといえます。
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