やると決めたら、迷わない。
できそうにないことも、知恵をしぼり、工夫をすることで乗り切る。
何よりも、決断を先送りしない、とにかく決める。
こんな日本人がかつていたんですね。
服部 正也 氏について
1918年(大正7年)生まれで、海軍大尉として敗戦を迎えたそうです。
復員後に、日本銀行に入行し、1965年(昭和40年)にルワンダ中央銀行総裁に就任します。
ルワンダ中央銀行総裁に就任後、カイパンダ大統領をはじめとするルワンダの人々ともに、国の財政再建を目指します。
力を感じる言葉
「私は、過去は将来への準備以外には意味はなく、過去を語るようになったら、それは将来への意欲を失った時だ、と考えている」(まえがきより)
「資源や国土の広さ等の不利な物理的条件も、人間の努力によって克服しうるということは、日本人ならばたれでも知っているはずである。」(まえがきより)
「私は戦(いくさ)に勝つのは兵の強さであり、戦に負けるのは将の強さであると固く信じている。」(本書298ページより)
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