「ネオウイルス学」河岡 義裕 編 集英社新書 (940円+税)
リサーチレポートのネタ探しのために購入しました。
研究者20名によるオムニバス形式
ウイルスは感染症を招くものといわれています。
しかし、病気を引き起こすものばかりではありません。
むしろ大半のウイルスは生物と共存しています。
本書は、多数の研究者が色々な立場からウイルスについて語っています。
ウイルスの世界
地球上には、10の31乗(!)種類のウイルスが存在するそうです。(本書より)
想像がつかない数でめまいがしそうです。
それだけの種類のウイルスがいるということは、「ウイルスがあらゆる生物の生命活動、ひいては地球全体の生態系に影響をおよぼしていることが、容易に想像できる」(本書より)ということだそうです。
感染症をもたらすウイルスもあれば、動植物に恩恵をもたらすウイルスもいるそうです。
本書を読むことで、ウイルスのさまざまな面を知ることができます。
文章も読みやすく、素人でも理解しやすいです。
ウイルスを知る第1歩にはいい本だと思います。
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