「しっかりわかるワクチンと免疫の基礎知識」峰 宗太郎

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コロナワクチン第1回目の接種をすることが決まりました。
一説に副反応が激しいケースもあるとのことで、ビビッております。
情報があふれすぎていて、よく分からなくなったので、こんな本を読んでみました。

とにかくわかりやすい

見開き2ページで、1つの話題を説明しています。
左ページ:文章、右ページ:図やイラストで、左ページの内容をわかりやすく図示しています。

そもそもワクチンとは何?というところから説明が始まります。
ワクチンの歴史、種類や製法など、ワクチンに関する基礎知識を学習することができます。

コロナワクチンの情報は実は全体の20%くらいのページです。
でも、コロナワクチンを接種しようかどうか迷っているかたは、ワクチンとは何か?ということを学習することはよいと思います。
その上で、コロナワクチンを接種するかどうかを判断してみてもいいと思います。

なお本書は全部で143ページで、情報量もギッチリでもありません。文字組もゆったりしていて、1-2時間もあれば、読了できます。
難しい表現もなく、イラストもかわいいので、小学生高学年、中学生くらいからでも読める内容だと思います。

決めるのは自分

こういう本を読もうと思ったのは、コロナワクチン危険論が、まことしやかに流れているためです。

たしかに十分な臨床治験を経た上で、今利用しているわけではないです。
お薬もワクチンも、メリットとデメリットのバランスを考えた上で、どちらを優先するかを選択するしかありません。

選択の材料として、私はこの本を読みました。
本屋さんでパラパラとみて「絶対にワクチン接種しないとダメ」とも「接種してはいけない」とも書かれていないことも、この本を購入するきっかけでした。
決めるのは自分ですからね。

海外の反ワクチンの研究者がセミナーを開き、受講料を取り、しっかりお金儲けをしているということもあるそうです。

今は誰もが不安で、研究者が「コロナワクチンは危険だ」といえば、心配になるでしょう。
その不安につけこんで、お金儲けをしようとしている魂胆が見え見えで、浅ましさにあきれます。
その一方で、毎日コロナ患者の治療や看護にあたる医療従事者の方々もいらっしゃいます。

人間の価値とは、今のような厳しい状況で見えてくるのだなと思います。

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