2021年度(春)東京通信大学入学式

チューリップ 東京通信大学

昨年の今頃は新型コロナ感染拡大のため、入学式そのものがありませんでした。
今年の春も対面の入学式は実現しませんでしたが、YouTubeでのライブ配信での入学式が挙行されました。

このたいへんな時期に入学式を実現して下さったTOUの教職員の皆様に感謝いたします。

以下、挨拶をされた各先生がたのお言葉メモです。

村岡学長

「大学設置基準」によると大学の講義は15時間=1単位とする。(※)
しかし、オンラインの授業は約1時間×8回=約時間。残りの7時間は各自の予習・復習などの時間とする。(→授業を視聴するだけではダメですよ。)

※「大学設置基準」第二十一条 2の一より「講義及び演習については、十五時間から三十時間までの範囲で大学が定める時間の授業をもつて一単位とする。」

何を知っているかではなく、知らないことを学ぶ意思と能力が大切。

知恵とは、知識を使い、問題を解決する能力のことをさす。

「自分ならどうする?」と考える訓練をすること。
そのためには情報を収集する能力、情報の真偽を見抜く能力(情報リテラシー)を持ち、シミュレーションする能力をそれぞれ持つこと。

「自分ならどうする?」と考えるためには「教養」が必要。
「教養」とは、情報(データ)+自らの人生、社会観、置かれた状況にに照らして判断する能力のこと。
しかし、判断には正解がない場合もある。(でも判断する必要がある。)
そのためには、全人格的能力が必要となる。

前川先生

情報マネジメント学部の「情報マネジメント」とは「情報」を「マネジメント」するという意味ではない。「情報」と「マネジメント」どちらもという意味である。
IT技術、マネジメント、コミュニケーション能力などを総合的に身に付けることを目指す学部である。(管理人注:スペシャリストよりゼネラリスト指向なのかな?)

技術の進歩により、産業構造が大幅に変わる。
例1:現在の電話会社は音声通話での収入は1%程度である。
例2:電気自動車+自動運転+カーシェアリング→自動車の売上はどうなる?!(管理人注:ということは、タクシー・バスの運転手、トラック運転手などは?!)

学びを毎日の習慣にすること。卒業までその意思を持続するように。

都築先生

ライフスタイルに合わせて、無理せず、マイペースでできる学習計画を考えること。

分からないことをそのままにしない。まず調べること。それでも解決しない場合は誰かに聞くこと。

ヴィクトール・フランクル (「夜と霧」の作者。精神科医)の言葉より。
・・・人生の意味を問う前に、人生から問われる。
人生からの問いに答えないといけない。
自分のしたいことではなく、人生が自分に求めているものをすること。
これは先が見えない不安、苦境に陥ったときの考え方にするとよい。

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