基本情報技術者試験受けます:(17)

forget-me-not 基本情報技術者試験

何回やっても頭に入らなくて困っております。(;´д`)

あまりおなじみでないNAND演算・NOR演算・XOR演算

AND演算とOR演算は分かりやすいです。

「安くておいしいお店がいい」→ 「安い AND おいしい」
「焼き鳥かおでんがいいな」→ 「焼き鳥 OR おでん」

みたいな表現はよく使いますよね?(食べ物がらみばかりで何気に恥ずかしい。)

でも、NAND演算・NOR演算・XOR演算みたいな表現は、伝わりづらいと思うのです。というわけで、ふだんの生活ではあまり使わない → 覚えづらいとなるのかと思われます。

NAND演算とNOR演算の「N」は「NOT」

しかし、0と1しかない情報処理の世界では、一見伝わりづらい表現も必要なのでしょうね。というわけで、あきらめて覚えましょう。

NAND(ナンド)演算とNOR(ノア)演算の先頭の「N」は「NOT」のことです。

つまり、

NAND = NOT AND(ANDではない)
NOR = NOT OR(ORではない)

となります。
「ではない」ということは「反転」することを表します。

「A NAND B」は「A AND B」を反転した結果を表します。
ベン図を書くと分かりやすいですね。

まずは「A AND B」
AとBが重なる部分(緑色で塗りつぶしている部分)が対象となります。
AND演算の説明

次に「A NAND B」
「A AND Bではない」部分が対象となります。「A AND B」のベン図で緑色で塗りつぶした部分を反転させます。
NAND演算の説明

続いてNOR演算です。
「A OR B」は「A OR B」を反転した結果を表します。

まずは「A OR B」
AとBすべての部分が(緑色で塗りつぶしている部分)が対象となります。
OR演算の説明

次に「A NOR B」
「A OR Bではない」部分が対象となります。「A OR B」のベン図で緑色で塗りつぶした部分を反転させます。
NOR演算の説明

本日のラスボス:XOR演算の「X」は「Exclusive」

XOR演算(エックスオア)の「X」は「Exclusive」のことです。
「Exclusive」なのでEOR(イーオア)演算とも呼ばれます。(こちらのほうが分かりやすくていいですね。)
でも参考書ではXOR演算をメインに表記されているので、こちらを使います。

「Exclusive」は「(特定の仲間だけで)他人を入れない、排他的な、閉鎖的な」(weblio英和辞典・和英辞典より)という意味があるそうです。
そこで、XOR演算は「排他的論理和」とも呼ばれています。

つまり、文字通り排他的な論理和なのです。
論理和、でも排他的ですよ、ということです。

ここでもベン図があると分かりやすいですね。
論理和=OR演算は次の通りです。
OR演算の説明

排他的論理和=XOR演算は、AのうちBが重なる部分、BのうちAが重なる部分を除いた部分となります。つまり、Aだけ、Bだけの部分となります。
ベン図にすると次の通りです。
XOR演算の説明

これでNAND演算・NOR演算・XOR演算はカンペキです。(^^)v

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