「会社がしんどいをなくす本」奥田 弘美 日経BP (本体1,400円+税)
最近こんな本ばかり読んでいますね。(苦笑)
正確には
「会社」がしんどいのではないんです。
「会社にいる人」がしんどい原因です。
内訳をいうとただの悪口になるのでここではいいません。
ストレスフルな会社ですが、困った人やポンコツ野郎ばかりでもありません。
TOUで学ぶモティベーションも今の会社にいるからでもあります。
そもそも会社にトンデモナイ人が生息していることは、他の会社にもありうることです。
だからこそ、できる限り、ここで働き続ける方策を考えたいのです。
全体に
本書はけっしてやさしい本ではありません。
前回に紹介した「あなたを悩ます 話してもわからない人」と同じく、けっしてやさしい言葉はありません。
体調が悪くなるほどひどいストレスを感じているかたに、本書をおすすめすることはできません。
「ちょっとしんどいなぁ」くらいのかたが、今以上にストレスに押しつぶされないようにするために、お読みいただくのはよいと思います。
やさしい本ではないのですが、日本人独特の「同調圧力」への超現実的な対応方法などが書かれており、その点は評価できます。
「職場の人間関係には深入りせず、友情のような強いつながりを求めずに、ビジネスライクにとらえることが、同調圧力による被害を予防するコツ」(本書より)だそうです。
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