違和感

antipasta 生活の記録

我が家の最寄り駅近くの交差点の電柱に「緊急事態宣言発令中」という立て看板があります。

約1週間前、その立て看板のかわりに「フェスティバル会場行きシャトルバス乗り場」の案内を示す立て看板がありました。

約1週間前のこと

実は私が住む町で、野外ステージでの音楽イベントがありました。
今何かと物議を呼んでいるイベントですね。

小さい町で行う、全国的にはあまり知られていないマイナーなイベントだからでしょうかね。
ネット上でネガティブな意見が出たりすることもないです。そもそもそのイベントのことが、ネット上で出てくることもあまりないですね。

とはいえ、例年8月の終わりくらいに開催されるイベントで、小さな町に多くの人がやってきます。
最寄り駅で降りたイベント参加者は、駅から会場行きシャトルバス乗り場まで、行列を作り、移動します。

そして、イベント参加者は、スーパーやコンビニで買い物をして、イベント終了後は飲食店で食事、お酒を楽しむ、ということが多いです。
地元にとってみれば、かき入れ時でもあるわけです。

さすがに緊急事態宣言下なので、イベント終了後に飲食店で食事、お酒はNGだったはず。

違和感、というより要するに

そして、イベントが終わり、立て看板は元通り「緊急事態宣言発令中」が立てかけられました。

何となく見ていた景色ですが、すっごい違和感です。

たぶんこういう違和感は、きっと今多くの人が感じていること・・・違和感というより、とまどい?混乱?みたいなものかもしれません。

大したことないんですけど、こういうことが少しずつ積み重なっていくと、確実にストレスになるのでしょうね。

「どちらか」ではなく「どちらも」

いつかはネット、新聞、テレビで毎日コロナ感染者数や重症者数、亡くなったかたの数が報道されることがなくなるくらい、感染流行がおさまる日は来るのかもしれません。

でも、よくいわれていますが、流行の山と谷を繰り返すことが数年続くだろうと。

長期戦です。
人間はウイルスと戦って、勝利するのがいちばんよいですが、まずは引分に持ち込む。

そのためには「どちらか」ではなく「どちらも」がポイントになるのでしょう。

ということは、多くのかたがご存知のことかと思います。

よくいわれている、経済と感染予防の両立です。

コロナ感染流行ももう2年目ですが、経済と感染予防の両立はなかなか進まないですね。
どうしてもどちらかになってしまいがちです。

正確にいうと、かなり中途半端ですよね。
海外でよくある「ロックダウン」がいいとは思わないです。
だけど、中途半端な「緊急事態宣言」の効果が全然ないわけではありませんが、去年初めて出された時よりは、重みがなくなっているのは事実でしょうね。

だからこそ「どちらも」なのですが、いってる本人も、いいアイディアはありません。

別の日にも書いてますけど、高いお給料をもらっている皆さん、今こそしっかり働いて下さい。
今働かなくていつ働くのですか?

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