今から約3週間前(6/1(火))に東京通信大学より、2022年度以降、シラバス・学費の変更がホームページで発表されました。
ホームページもリニューアルされたようでした。
シラバスの変更
今、在校生が受講している科目は、①来年度以降も存続する→名前が変わる、②廃止されるものがあるようです。
全てを確認したわけではないのですが、入れ替えがあるようです。
東京通信大学と同じ系列の専門学校HALの授業を受けることができるコースもできました。
実践的なIT技術を身に付けることができそうです。
学費の変更
こちらは目がテンになりました。
情報マネジメント学部の学費は、1年次入学→4年で卒業で62万円といわれていました。(実習・スクリーリングなど受講なし)
2022年度入学者より、情報マネジメント学部の学費(1年次入学→4年で卒業)は、最低でも127万4千円となりました。(@@
ちなみに、人間福祉学部の学費(1年次入学→4年で卒業)は、最低83万4千円となります。
情報マネジメント学部よりは上げ幅は抑制されていますが・・・。
今までの学費が他の通信制大学に比べて安すぎる感がありました。
もしかして先生、スタッフの方々のお給料がすごい激安だったりとか、皆さん持ち出しがあるとか、心配になる金額でした。
そういうことが是正されるのであればよいと思います。
在校生として思うこと
@・CAMPUSにはすぐに「在校生の学費は変更なし」の旨が即掲載されました。
6/1(火)に発表されてから、問合せが多数あったのでしょうね。
ツイッター上でも在校生からは安堵の投稿がありました。
かくいう私も安心しました。
でも、これで本当にいいのでしょうかね。
このブログを始めた頃にも書いた記憶がありますが、IT系のことを勉強したいと思っていました。
しかし、専門学校へ行くお金も時間もありません。Webでプログラミングを学ぶことも考えましたが、ピンポイントの知識を身に付けるのではなく、大枠を知りたいのです。
そんな時に、東京通信大学の存在を知りました。
「このチャンスを逃したらぜったいに後悔する」
いてもたってもいられず、即出願準備を始めました。
諦めるしかないと思っていたのに、チャンスをくださった東京通信大学、大学の先生、スタッフの方々には感謝の気持ちしかありません。
それでも、今回の学費の値上げについては、疑問を持ってしまいます。
実は今の安い学費でも、非正規雇用者の私にとっては、かなり高額です。
それを超える金額はたぶん難しいだろうなぁと思います。
値上げ後の学費は、若い人や、私のような非正規雇用者にとっては、相当厳しいのではないのかなと思うのです。
学校経営もビジネスであり、ボランティアではありません。
収益を上げていかないとダメです。
だから値上げも必要であることは承知します。
しかし、学校とは教育・研究機関であり、収益「だけ」を考えたらよい組織ではないと思うのです。
学校を維持するために、学費の値上げが必要であることも理解します。
ただし、そのかわり、奨学金の拡充や学費の分割納入などを検討していただきたいです。
だれもが学ぶことを諦めないですむようにしていただきたいです。
今話題のSDG’sが掲げる目標として「すべての人々への包摂的かつ公正な質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する」ということがあります。
SDG’sとは、世界じゅうで取り組むべき課題であるので、東京通信大学も考えるべきことであると思います。
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