東京通信大学について:どうやって学習するの?

coffee 東京通信大学

東京通信大学(TOU)での学生生活を記録するブログですが、かんじんのTOUのことをご紹介していませんでした。(今さらですが。)

ざっくりTOUの学習システム

TOUは4学期制です。
4月から新年度が始まり、翌年の3月までの1年間をざっくり4つに区切り、1つの学期とします。

(1)1つの学期内で、1つの科目につき、8回の授業をWebで受けます。
(2)8回の授業の1回には、4講の授業があります。→4講×8回の授業をWebで受けます。
(3)4講の授業=1回の授業が終わると、小テストを受験します。
(4)8回の授業が終わると、単位認定試験を受験します。
(5)所定の成績を取得すれば、1単位を取得できます。

教科書は一部授業を除いてありません。(たしか英語かな?)
すべてPDFで資料が用意されています。
情報が多い場合もありますが、中には授業のキーワードしかないというケースもありますので、その場合はひたすら先生のおっしゃることメモする必要があります。

授業

すべてWebで受けます。
感覚的にはYouTubeみたいな感じですね。

1講の授業はおよそ15分です
これはTOUのCMでさんざんいわれている時間です。

ただし、どの授業も15分キッチリではありません。(むしろ15分ピタリ賞は1年間授業を受け続けて1つもなかったような気がします。(^^;))
あくまでも目安です。
中には20分を超える場合もあります。その反対で10分以内ということもありました。

私が通っていた短大では1回の講義時間は90分でした。
そう考えると、専門的な内容を短時間でコンパクトにまとめてくださっていると思いますね。なので、授業の密度は濃いですよ。

小テスト

1回=4講の授業を終えると、小テストを受けます。
小テストを受け終わり、1回の授業に出席しました、ということになります。

小テストは10問あります。制限時間は通信トラブルに備えて90分間です。また小テストは3回まで受験することができます。

回答し、提出すると、即座に採点されます。
何点以上取らないとダメみたいなことはありません。ただし、小テストの結果が成績評価に入るので、出来る限り10点満点を目指します。
そこで、点数が芳しくない場合は再度受験、さらに再度受験となります。
3回受験したうち最高得点が成績評価の対象として記録されます。

小テストは、授業の資料やメモなどを参考に回答してOKです。

締め切りがあります

各回の授業を受ける→小テストを受けるというのは、締め切りまでに実施する必要があります。期日を過ぎてから授業を受けたりすれば「遅刻」となり、全然受けなければ「欠席」となります。「遅刻」「欠席」いずれも減点対象です。(※)

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(※)「遅刻」「欠席」は授業出席率の算定に影響します。「遅刻」1回は「出席」0.5回となります。「欠席」は0回です。授業出席率が3分の2=66%以上で単位認定試験を受験することができます。
授業は全部で8回なので、3分の2=66%以上とは、8×0.66=5.28→8回の授業のうち、6回出席すれば、単位認定試験を受験することが可能となります。(という計算で合ってますよね?不安なので、このあたりは学生要覧でご確認くださいませ。)
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ただし、「遅刻」の場合、「欠席」の半分くらいの扱いで、戦略的に遅刻を活用するツワモノもいらっしゃるようです。
このあたりのことはあまり大きな声でいえません。(・×・)

ディスカッション・レポート

授業によっては、ディスカッションやレポートの提出があります。
単位認定試験のかわりにレポートの提出がある授業もあります。また、単位認定試験もレポートもあるという授業もあります。(これはけっこうたいへん。)

ディスカッションとは、掲示板で自分の意見を表明し、他の人の意見に対して意見を述べるようなことです。
「デザイン思考概論」「協調の手法」にはディスカッションがあります。
といっても、朝まで討論みたいな激しいやり取りがあるわけではありませんので、ご安心下さい。
ふだんは1人で授業を受けているので、ディスカッションでTOU生とちょっとした交流を持つことができるので、けっこう楽しいです。

単位認定試験

8回までの授業を受け終わり、最後の関門です。

単位認定試験は20問あります。制限時間は60分。1回だけしか受験できません。
けっこうタイトです。
苦手な科目になると、見なおしがほとんどできず、最後の最後まで問題文を読んでいるようなこともありました。

小テストと同じく、授業の資料やメモなどを参考にするのはOKです。(ただし、自分以外の第三者に相談するような行為はNGです。)
ここに落とし穴があります。
8回分の資料やメモから、知りたいことを探し出すのはかなり苦労します。
やはり資料だけでなく、自分の頭の中も学習内容を理解し、覚えておく必要があると思います。

授業を受けるために必要なモノ、参考書など

TOUのCMでは、スマホがあれば授業を受けることができるといっています。
科目によってはパソコンがないとダメなものもあります。
プログラミングの授業などですね。これはさすがにパソコンがないとつらいです。

ツイッター界隈では、iPadで授業を受けるというかたが多いような気がします。
TOUから配布された資料をiPadで開き、タブレット用ペンで直接書き込むという方もいらっしゃるようです。

私はパソコンで授業を受け、OneNoteでメモを取っています。
実は、入学当初は資料を全部印刷し、そこに手書きでメモを書き込んでいました。

しかし、あまりにも印刷する量があまりにも多く、学期の終わりには、けっこうな量の資料が蓄積することになりました。

そこで、OneNoteを使おうということになりました。
OneNoteだと、すべて一元管理ができます。他にも、文字情報だけでなく、画像も貼り付けることができます。

参考図書もシラバスで紹介されています。
資料だけでは理解できないケースもありますし、つっこんだことを知りたい場合は参考図書を入手します。
図書館で借りられるといいのですが、そもそも置いていないところが多いはずです。
購入すると、1冊あたりまーまーいいお値段がします。学術書なので、気軽に読める本ではなかったりするものもあります。

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