社会データ分析概論(第7回)

2022年度2学期 東京通信大学

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第6回に引き続き、今回も行動経済学のお話です。

授業内容

※講義時間はメモできておりません<(__)>
(授業内容)
第7回:データ分析を通して学ぶ最後通牒ゲーム
第1講:最後通牒ゲームの基本・・・?
第2講:他者からの評価・・・?
第3講:不平等回避理論・・・?
第4講:裏切り者検知・・・?

(第7回全体)
講義時間:?
テキスト:80ページ

授業振り返り

この回のタイトルにもなっている「最後通牒ゲーム」とは、経済学のゲーム理論における、実験のようなものです。(この理解で正しいのか謎ですが。)

「ゲーム」といっても、勝ち負けを決めるものではなく、ある状況・条件において、人間がどのような選択をしたり、行動するのかをモデル化するということです。(たぶん)

最後通牒ゲームのルールは次の通りです。

①2人のプレーヤー(Aさん、Bさん)がお金を分け合います
②Aさんはお金を分ける提案をします
③BさんはAさんの提案を受け入れるor拒否するのいずれかを選択します
④BさんがAさんの提案を受け入れると、2人ともお金をもらうことができます
⑤BさんがAさんの提案を拒否すると、2人ともお金をもらうことができません

Aさんは1,000円のお金をもらいました。
そこで、Aさん=900円、Bさん=100円で分けることを提案しました。

もしあなたがBさんならどうしますか?

まず「なんで自分が100円?」とならないですか?

でも、Aさんが100円のお金をもらい、Aさん=0円、Bさん=100円だとしたら、どうでしょう?
おそらく「ありがとう」となる可能性が高くないでしょうかね。

同じ「100円」だけど、もらう時の状況・条件により、もらう側の受け止め方がちがってくることがある・・・というみたいなことは、お金に限らず、よくあるような気がします。

ちょっとズレてるかもですが、小学生くらいに、クラスの中でいつもふざけてる子がいました。でも「〇〇くんはしょうがないよね」と許されていました。
その反面、何をしても許されなかったり、キッチリしてると「いい子ぶって」みたいに反感を買われる子がいたなぁということを思い出しました。

人の感情とは不思議ですね。

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