ご入学おめでとうございます:東京通信大学7期生の皆様

東京通信大学

TOUを卒業して、まだ1ヶ月も経っていないんですよね。
だからなのか、あまり実感もない状態なので、ここで4年間を振り返ってみます。
これから入学されるかたにとって、有益な情報はないと思いますが、「これなら大丈夫」と自信を持っていただければ幸いです。

私の生活環境について

1人暮らしをしていて、フルタイム勤務の契約社員です。
通勤は片道1時間30分くらいかかります。
残業も多いときは20時間/月を超えることもありました。

働く環境は厳しいですが、自宅にいる時間はすべて「自分の時間」として使うことができます。

住んでいる場所は田舎です。
でも、便利な場所で、ふだんの生活は何も不自由していません。
今住んでいるお家は最寄り駅から徒歩1分、ダッシュで40秒です。最寄り駅近くには、スーパーや図書館もあって、都会ではないけど住みやすい場所です。

ふだんの履修スタイル

通勤は片道1時間30分くらいかかっていて、1時間30分のうち、1時間~1時間10分くらいは電車に乗っています。
授業動画はほぼすべて電車の中で見ていました。

ただ電車の中だとメモを取ることができません。
結局は帰宅後、再度授業動画を見なおすことが多かったです。

でも、このおかげで、4年間遅刻・欠席はまったくありませんでした。

こんなことは何の自慢にもならないのですが、卒業までたどり着くことができた大きな原動力だと思っています。

遅刻・欠席をしても、単位認定試験を受けて、所定の成績を取れば、単位を取得することはできます。

戦略的に遅刻・欠席を使うこともありかもしれません。
私のようなもともと飽き性で勤勉でもない人は、そういうことをすると、ドロップアウト一直線となることが分かっていました。
だから、どれだけ仕事が多忙で、残業時間が多くても、遅刻・欠席はしないことを、マイルールとしました。

学習予定の立て方・学習の進め方

こちらはけっこうアバウトです。
「こんないいかげんで卒業できるの?!」といわれそうですが、できるんですよ★

学期の初めに、単位認定試験の開始と終了、各回の授業の締切を考えて、1学期間の予定を立てます。

平日は、1科目1回分の授業を受け、小テスト1回目を受験する。
週末・休日は、3ー4科目1回分の授業を受け、小テスト1回目を受験する。

という感じでした。

入学した当初は、日ごとに「この科目の授業を受けよう」と計画していました。
でも2年目くらいからは、締切だけを考えて予定を立て、どの授業を受けるかは、当日に決めていました。

なお、予定表は1学期分をA4用紙1枚にまとめたものを使っていました。
授業を受ける→小テストを受験、点数を記録しました。
ディスカッションやレポートなどの提出物がある場合は、締切日より少し前の日付の欄に記入しておき、提出したらチェックマークを付けるようにしていました。

私の学習予定表です。汚い文字でお恥ずかしい。

私の学習予定表です。汚い文字でお恥ずかしい。

小テストはまず1回目の受験をすませます。全科目8回分の授業をすべて終えた時点で、小テストのやりなおしをしていました。(各回の小テストは第8回終了の締切まで受験できます。)

モティベーションが上がらないときはどうする?

機械でも調子が悪くなるときもあります。
人間ならなおさらですよ。
気持ちがのらないときもあります。

それ以前に環境の変化によって、どうしても学習時間を確保することが難しいこともあります。
ご家族同居だとか、お仕事で急に異動、長期出張となったりすることもあるでしょう

ずっと同じペースをキープするということはなかなか難しいと思うのです。

そこで、私は考え方を変えました。

学習をする・しない、ではなく、濃淡・密度を考えました。

つまりですね、学習は何があっても「する」のです。
「する」の内容をその時々により、変化させます。

モティベーションが上がらないなぁと思う時は、@CAMPUSにログインして、お知らせを確認する。これでOKです。
もしもう少し大丈夫そうなら、@ROOMにもアクセスします。
ここまでできればモティベーション回復は近いです。リハビリとしては上出来です。

そんなの学習ちがうでしょといわれそうですけど、いいんですよ。
大事なことは、する or しないの二者択一にしないことなのです。
繰り返しますが、基本は「する」の一択なのです。

モティベーションが上がらない場合、@CAMPUSにログインするだけでもいいのです。そうすることで、何も「しない」空白を作らないことが重要なのです。

最後に

私はけっして優秀な学生ではありませんでした。
成績はよくなかったです。
でも、4年間履修した科目はすべて遅刻・欠席なし、またリタイアもしたことがありません。
そのおかげで単位を落とすことは1回もありませんでした。

と、エラソウなことをいっていますが、卒業にたどり着くことができたのは、TOUの先生がた、TOU生の仲間たちがいてくれたおかげであることがとても大きいです。

XでTOU生のかたがたと交流がありますが、懇親会にも出たことはありませんし、大半のTOU生とはお会いもしたことがありません。特定のグループに所属していたわけでもありません。
でも、皆さんのがんばっている姿を見て(実際は見えていませんが)、すごく背中を押してもらいました。
「もうあかんかも」と思うときも、立ち上がる力を多くもらいました。

長々と書いてしまってすみません。
最後にいちばんいいたいことは、けっしてあなたはひとりではないですよ、ということです。
(「東京通信大学の小さな学生村(TLD)」https://tokyo-online-uni.blogspot.com/ のようなコミュニティもあります。)

どうか本日入学された皆様がたが無事卒業というゴールにたどり着けますように。
実りある学生生活を送ることができますよう、お祈りいたします。

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