2022年度1学期を振返る:データサイエンス概論

色鉛筆 東京通信大学

今学期のラスボス科目です。
今思い出すだけでもしんどかったです。
最初はそれほどでもなかったのですが、ある回から突然ギアチェンジですよ。(@@

基本情報

担当は小田 弘美先生です。
2021年度までに情報マネジメント学部入学者は選択科目、今年度以降入学者は必修科目となったようです。(2022年6月時点)
この科目は、小テスト・単位認定試験(50%ずつ)で成績評価されます。

データサイエンスを広く浅く知ることができます

8回の授業でデータサイエンスという学問の全般的な知識を学ぶことができます。
全てを理解しようとするよりは、カタログを眺めるようなつもりでいるほうがいいと思います。

「広く浅く」と書きましたが、内容はけっこう深堀りしていると思います。
限られた時間の中で、かなりつっこんだ内容を取り上げている感がありました。
だからこそ、全てを理解しようと考えるとつらくなるので、「こんなものやね」程度で十分です。(でも小テストは突破しなきゃならんですけどね。)

授業中、R言語やPythonで書かれたプログラムが紹介されます。
それは、R言語やPythonを使うとデータ分析ができますよ、という例の紹介です。
いきなりコードが表示されるとビックリかもしれません。
でも、そういうものがある、というくらいの認識でOKです。

第4回くらいから、小テストの難易度がぐっと上がり、3回受験しても10点に届かないということがありました。
とても「小」テストという感じではないです。
また、配布資料の検索だけで乗り切るのもかなり難しいと思います。
というのは、問題文をしっかり吟味した上で、判断する必要があるためです。(個人の感想です。)

シラバスには、数学・統計の前知識なしでの履修前提とあります。
でも、せめて統計学の知識があったほうが、入りやすいのではないかとも思います。
社会情報処理Ⅰ・Ⅱ、社会統計学Ⅰ・Ⅱを履修した後の方が、理解しやすくなるのではないかな?とも思ったりします。(こちらも個人の感想です。)

難しい科目は疲れるし、シンドイです。
でもこういう科目が、いちばん勉強するし、後々の「財産」となります。

今、授業が終わり、データサイエンスの本を読んています。
ところどころ「あーこれ授業で出たよな~」という箇所があります。
この授業を受ける前にこの本を読んでいたら、即途中で挫折→積読になっているかもしれません。

コメント

  1. Kururi104 より:

    3学期に受講しています。この科目はキツイです。何度もテキストを読み返してみても、小テストで満点を取るのが難しい。。そして、理解したという実感が持てない。無駄に勉強している感に絶望していました。

    これまでRを使ったことが無い人に結構な仕打ちですよ。。6回まで学習して、R Studioをインストールしましたが、どうやって授業で使われているようなデータを表示するのかも説明が無く、PCに使えないアプリを入れただけになってしまっています。KUMAさんの「こんなものやね」程度で十分です というコメントに気持ちが救われました。あと2回、できる範囲で頑張ります。

    • コメントありがとうございます。
      お返事が遅くなり、すみません。

      >この科目はキツイ

      お疲れ様です。痛いほどわかります。
      回を追うごとに、ついていけず、迷子になりました。

      改めてデータサイエンス概論の配布資料を見なおしました。
      授業内でのRの位置づけが曖昧かもしれませんね。
      「例として表示するので、興味のある人はインストールしてみてください」みたいなアナウンスがあってもよかったかもしれません。

      > 理解したという実感が持てない

      データサイエンス概論は、扱う範囲も広いし、そもそも難しい内容、量もてんこもりです。
      おなかいっぱいのところに、さらに知識を詰め込むので「理解したという実感がもてない」ということになってしまうのでしょうね。

      先生としては、色々知ってもらいたいというお気持ちが強いのもすごく理解します。
      個人の感想ですが、8回の授業としては、質・量ともにつらいかもです。
      データサイエンス概論Ⅰ・Ⅱと分割もありなのではないでしょうかね。
      このあたりは、科目に対するアンケートでも色々意見が出ているはずなので、見なおしはしていただけるのかなと思いますね。

      6回まで進まれたとのこと。
      あと2回でゴールですね。
      ぜひ8回まで完走されることをお祈りしております。

タイトルとURLをコピーしました