Photo by Unsplash, Janosch Lino
4/13(日)にアカデミック・スキルズの授業パートが終わりました。
今週のテーマは「まず、指導担当の先生に今後の方針をどうするかをご相談するための準備を行う」ということです。
メガネをさがすためのメガネが必要であるように、相談をする前の相談も必要です、といいたいところですが、そこは何とか自分でするしかないです。😞
Deep Researchはスーパー優秀な助っ人です
4/5(土)の初ゼミのさいに「Deep Researchを使うと先行論文のリストを作ってもらえますよ」というお話をお伺いしました。
先行論文のリストを作ってもらえるだけでもありがたいことです。
それなのに成果物を見て、ひっくり返りそうになりましたわ。
単純に、論文名と作者名、掲載誌名のリストが出てるのかと思ったら、調査方法や検索キーワードについての現在の研究進度、傾向や特徴など、詳細なレポートが出来上がりましたよ。
これタダでいいのでしょうか?
ネット上で活動している人が利用されている投げ銭システム的なものがあったら、払いたいくらいです。(経済力はないから大金は無理ですけどね。)
先行論文のリストとしてもありがたいのですが、それ以外のレポート部分がすっごく役に立ってます。私ひとりの知識、経験、思考だけではとうてい知りえない情報を教えてくれるのはありがた山エベレストです。
「AIが人間の仕事を奪う」といわれる理由がよくわかります。
大量の情報を一気にさばくということは人間にはかなわないですね。
ただし、集めてくれた情報を基に、新たな知見、さらには、線形ではないある「ひらめき」は、まだ人間の役割かなと思います。
Deep ResearchだけでなくChatGPTもそうですけど、あくまでも人間が出した条件に合う結果をくれます。その結果の良し悪しは、条件によるところがとても大きいです。
リサーチ・クエスチョンも教えてもらった!
先行論文だけでなく、リサーチ・クエスチョンも考えてもらいました。
先行論文もありがたいのですが、こちらは本当にありがたいです。
「こういうことを考えたい」という構想はあるのですが、では具体的にそこからどうする?ということがまったく進みません。
放送大学大学院の入試のさいに、研究計画書を提出しましたが、今見直すと、ひどいなぁと思います。政治家の答弁のごとく、のらりくらりしていて、言葉はあるけど中身がない、そんな感じです。
こんなことになっている原因はテーマに対して「問い」を持つことができないからなのです。
もちろんテーマを持つにいたるまでには、「問い」があるから、それを解消したいという過程があります。でもそれは感情的なものであり、「問い」とはいえません。
TOU(東京通信大学)時代に卒業レポートを書いたさいに、90本近い先行論文を読みました。
その中で、国民健康保険に加入されている方で、保険料が高くて支払うことができず、保健医療を受けることができない → 自費負担となるので、お医者さんに行くこともできない、というケースがあるという論文を読んだことがあります。
衣食住が不足していることも問題ですが、さらに健康も脅かされるともうどうしようもありません。
といったような論文を多く読んだこともあり、私は、医療とは社会にとってのインフラであると思うようになりました。
そこでプロフィールにも書いている「国民皆保険制度を維持する方策を数理モデルで考えること」ということを研究テーマにしよう!と思うようになったのです。
今はこの時点で止まっている状態です。
私が望む研究テーマを論文というカタチにするためには「問い」持つ必要があります。
それも、できる限り細分化された「問い」がよいです。
鉛筆を持ちノートを目の前にして考えるのですが出ません。
そこで、Deep ResearchやChatGPTにお願いをしました。
Deep ResearchやChatGPTが提示してくれたリサーチ・クエスチョンを読み、痛いほど分かりました。
「問い」を持つためには、知識や情報が必要であるということです。
自分自身が、まだまだ医療や医療保険制度、さらには社会経済のあり方などを知らなさすぎるのです。だから「問い」を持つこともできません。
Deep ResearchやChatGPTが教えてくれたリサーチ・クエスチョンを基に、論文を書くために必要な基礎知識を学んでいきます。
とここまで書いたところ、1800文字を超えていました。(@@
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