選ぶ権利は必ず行使しましょう。

活動日報

Photo by Unsplash, Jakub ?erdzicki

実話です。

権力を持ってはいけない人が持っていた。

たかだか10年くらい前に話です。当時、今の職場は独立した「会社」でした。現在はある会社に買収され、ひとつの部署となりました。

かつては、日本で初めて販売を開始した製品を取り扱っていたりして、小さいながらも業界のトップランナーでした。けっして大きな利益を上げている会社ではなかったけど、新しいことをやっていこう、という社風はあったようです。ところが、とんでもない人がトップになってから、にわかにおかしくなりました。

いったん歯車が狂うと戻ることはできません。とんでもないトップはグループ会社からやってきた人ですが、そのグループ会社ではとんでもない人がいなくなり、全員歓喜したそうです。そして、とんでもない人は、わずか数年で会社を食い潰し、事実上社長解任となったのでした。

地に落ちた弊社でしたが、今の会社に拾われることでかろうじて事業終了とならずにすんでいます。普通の会社なら倒産、全員失職でしょう。

ヤツのせいですよ。とんでも社長は権力にモノをいわせて、たてつく人を冷遇してました。さすがにクビにするとかそこまではしなかった。そんなとんでもない人物なら追い出したらいいとかいわれそうですけど、残念ながら半沢直樹はフィクションであって、現実にはあり得ないです。社長は選挙で決まるわけでもないので、選ぶ権利などないんですよ。

めちゃくちゃにされた弊社は今も立ち直ることはできません。とんでも社長は追放されたものの、ヤツのしでかしたことは大きい。弊社は、体外診断薬と理化学製品の2部門がある会社でしたが、ヤツのせいで体外診断薬部門の開発・研究はほぼストップしました。新しい医薬品を作りだし、世の中に販売するまでにこぎつけるためには、とても時間がかかります。止まっていてはいけなかったのです。それをヤツは止めた。

6年くらいの時間が無駄にすぎてしまった影響は大きいです。とんでも社長が就任した当初は会社の経営状況はすごくよくなかったけれど、既存製品の売上がそれなりに確保されていて収入もあり、人材もいました。しかし、とんでも社長のおかげで、みるみるうちに経営状況は悪化し、早期退職者を募ることになり、人材すら流出しました。

というわけで

明日は衆議院選挙の日です。
会社の人事は選べませんが、日本や地域のかじ取りをしてくれる人を選ぶ権利は、今のところあります。
今日の選挙の結果で、その選ぶ権利すらはく奪される可能性がありそうです。権力を持ってはいけない人に持たせたくはないですね。

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