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「部門別収支計算に見る国保会計の構造と変化」(大野 博・社会福祉政策研究・2017年)の読み&まとめが終わりました。(長かった。。。)
探し求めた論文でした
埼玉県内63の保険者の国保会計データ(2007年度~2014年度)を対象に、分析、考察した論文です。
「数字」に重点を置いた内容です。私が目標としているタイプの論文です。
集計・分析にはExcelをお使いになっていて、統計手法をバリバリ使うタイプではないため、統計知識がなくても、迷子にならずに読むことができる点もいいです。
そして何より、国保に関わるお金の流れをどうやって考えるのかということが、とてもよく理解できました。
今後はこの論文を「教科書」として参考にしようと思います。
というわけで、とてもよい論文です。
衝撃の結論
こちらの論文の結論があまりにも悲しくなりそうです。
国保の危機を解消するために、後期高齢者医療制度を作り、高齢者を国保から分離しました。しかし、その意図通りにならず「国保会計の改善には効果は無かった」(p38)と述べています。
この論文が発表されたのは2017年です。
それから8年が経過し、さらに高齢化が進み、国保保険者が前期高齢者(65歳~74歳)の割合が高くなっていることを考えると、この結論以前の問題です。
つくづく出口の無いテーマを選んでしもうたと思うのでした。
それでもきっとドアはあるはず。
そのことを信じて、今日はもう寝ます。💤
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