進化心理学(第13回)

活動日報

ここでもゲーム理論が登場しました。

「あなた、クルマ売る? 私、高く買うわ」

というキャッチコピーで有名な中古車販売会社がありました。
深夜番組のCMとしてよくみた記憶がありますが、関西限定かもしれません。

今回の授業のテーマは「コミュニケーション」です。
そこで中古車売買、ゲーム理論を使って説明されていました。

新しく車を買いたい人がいます。よい中古車を選ぶことにより、費用を節約したいと考えています。
アメリカでは質のよくない中古車を「レモン」というそうです。これから中古車を買うにあたり、レモンをつかまないようにしたいです。

中古車販売会社は売り物のコンディションのことを知っています。つまり、売る人、買う人の間には「情報の非対称性」があります。

つまり、これは、中古車を購入したい人と、中古車を販売する人との間での「シグナリング・ゲーム」が成り立つそうです。
「シグナリング」とは、買う、売るのそれぞれの意思表示のことです。

中古車を買いたい人が販売会社のスタッフに車のコンディションを聞きます。しかし「レモン」だとしても「これはレモンですよ」などとはいわないでしょう。
そもそも質問することじたいが意味はない。中古車を購入することは諦めよう・・・となると、真面目な販売会社は困ります。

そこでコンディションのいい車を揃える販売会社は「購入後1年以内に故障したら無料で修理します」とします。レモンではない車を販売するのなら、1年以内に故障することはほぼないわけです。
反対に、レモンをレモンでないといって販売する会社は、同じことはできません。
販売時点で問題がある車は1年以内に故障>修理となる可能性が高く、かえって損をすることになります。

ふう、ここまで文章にするのは長かった。
要するに、人間は、難しい意志表示、コミュニケーションをしているということだそうです。
ホント難しいですよね。

まとめておきたいのですが、お腹いっぱいになったので、雑なメモだけおいておきます。

雑なメモ

第13回 コミュニケーション

情報のやり取り
手段は、言語だけではない。
コミュニケーションの進化は、シグナルの進化

シグナルの進化
ゲーム理論を使って考える
2人のプレーヤーは順番に決定する=シグナリング・ゲーム
(具体例)
中古車市場
中古車を買う。欠陥がない車を新車より安く買いたい。欠陥がある車=レモン(米国でのスラング)
欠陥がある・なしは分からない。
情報の非対称性:業者は車の品質を知っている、買う人は知らない。
「品質はよい?」→レモンと知っている場合でも「大丈夫」、レモンでない場合「大丈夫」
つまり、品質の質問をすることは意味がない!
中古車を諦めて新車を購入

中古車業者の立場を考えると・・・
品質のよい車を売っている業者は困る。→「1年以内に故障したら無償で修理します!」と提案。
品質のよい車は1年程度で故障しない。

買い手の立場
①1年以内無償修理
②①はいわない
→ この状況なら①を選ぶ。行動は言葉より有用
売り手・買い手の情報非対称性がなくなる

ゲームの木:左→右にゲームが進む

買い手は車の状態が分からないので、保証の有無により、買う・買わないを決める。
「1年保証」シグナリング>情報の非対称性を解消するもの

こんな難しい判断が動物の間で進化するのか?
特定の手がかりに反応することが有利>残る

★シグナル
情報を伝える機能のため深海した行動・身体的特徴
くじゃくの羽:飾り羽があることが健康、健康状態により大きさが決まる。
スプリングボックス:ストッピング(垂直に飛ぶ)→捕食者が近くにいることを示す→見つかっても逃げられる体力がある→追いかけてもムダとい情報を提供(捕食者もどの個体を追いかけるべきか分からない)

共進化:送り手・受け手一致

シグナルの正直さを保証するメカニズム
①身体的・解剖学的な制約(インデックス):アカシカ 低い声で鳴くと有利
②ハンディキャップ原理:シグナルを発するさいにかかるコスト。クジャクのオスの飾り羽=健康なオスのみ持つ
③利益の非対称性:ひなが親鳥に鳴く。
④分相応なシグナルに対する代償:アシナガバチの顔。顔が黒い=強いとされる。
⑤評判:不正直者は信じてもらえなくなる(1回だけではなく、ずっと続く)

情報のやり取り、繁殖のためには必要

★言語の進化
言語による情報伝達は当たり前ではない。

言語は簡単なコミュニケーション手段。簡単に嘘をつくことがっできる。
嘘は7%、大半は悪意がない。

言語の正直さを保証するのは評判

言語の生物学的基盤 言語獲得の臨界期
言語を学びはじめる時期が遅いと不利、難しい。
習得開始年齢のはやさが重要

言語のような複雑なコミュニケーションが発達した理由はない。
実証データがない

言語の進化の李湯
①集団の凝集性、
②狩猟
③自分の認知能力をシグナル
④子育て中女性が赤ちゃんをあやす

正直さを理解してもらう、証明することが大事。

「人文地理学からみる世界」(第13回)

これもすっかりレギュラー化しています。
今日は、高齢化社会を地図・距離などにより可視化するという内容でした。
そこで、「ローカルモラン統計量」ものが紹介されていました。

Google先生によると、

ある地域(または地点)の値が、その周辺の地域とどれくらい似ているか、または異なっているかを評価する空間統計量です。エリアごとのデータの「偏り」や「空間的なばらつき」を視覚化するために使用されます。

とのことです。

これは使えそう!!
というわけで雑にメモしておきます。

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