進化心理学(第10回・第11回)

活動日報

授業を受けながら取ったメモをそのまま貼り付けます。
というか、履修登録もしていないのに、メモを取るほど集中して聴いているんですよ。
それほど楽しいんですよね。45分の授業が体感20分くらいです。

第10回

感情=主観的経験を伴う心理状態
フィーリング

何となく気分がよい・悪い ⇒ 主観的経験を伴わない、原因が分からない
生理的変化:胸が高鳴る・はらわたが煮えくり返る 主観的経験より先
緊張時手に汗をかく、心拍の変化
うれしくて小躍りする ⇒ 動き
恐怖で足がすくむ ⇒ 動きが止まる場合

行動傾向の変化が大事
「捕食者を見たら逃げる」

半分しかないのか、まだ半分もあるのか
ネガティブにとらえる ⇒ ストレス
ポジティブ ⇒ 将来への希望 ⇒ 主観的幸福、長生き ⇒これは誤解

ストレスは適応的反応
草食動物が草をはんでるところ、捕食者を見つける。のんびりしていたらダメ、ストレスあり ⇒ 警戒モード
警戒しないと食べられてしまう!

ポジティブは慢性ストレスへの対応としてはいい。
これは進化論的意味として捉えられるか?

ポジティブであることは進化論的に適応的とはいいづらい。

Tooby&Cosmides 2008 平常運転から緊急事態
山できのこ取りをしているときにカサカサという音
危険な動物がいないか警戒する
生理的変化を伴う(逃走・闘争反応 状況を避けるために全エネルギーを注ぐ)

「今ここ」原理
闘争・逃走がうまくいかないことがある
ねこにかみつくねこ
肉食動物からにげる
どちらも合理的な手段ではない。しかしじっくり考えていてはダメ。そこですぐに行動する
「今ここ」でがんばること

「進化的ミスマッチ仮説」
進化的適応環境:襲われることが多かった ⇒ 現代環境:そういうことはない。

感情は平常運転⇒緊急運転へ。うまくいかないこともある。現時点を乗り切るための行動。
現代の環境には合わないこともある。
感情は進化の過程で備わったもの

★嫉妬
進化心理学ではしっととねたみを分ける

jenelous、envy

①パートナーを恋のライバルに奪われる ⇒ 繁殖機会が脅かされる ⇒ ②と同じ
②肉食動物に襲われる

父性の確立性
短期的配偶

嫉妬感情に男女差があるか?

配偶者保持行動:嫉妬に対する行動(Buss)
これらの行動がよいことがあるか?
パートナーをライバルから奪われないようにし、自分の元に留めておくための役に立つ行為
うまくいく保証はない。今ここの行動

表情
ヒトの表情にいは生物学的な基盤がある
役に立たない表情
感情表出は動物にも見られる
ダーウィンの説 ⇒ ポール・エクマン「基本感情」
普遍的な表情
→ 外適応:もともと意味はなかったが年月を経て進化

第11回

強力の深化
血縁関係のない利他行動の説明
「お互い様」の利他行動は進化する。利他行動を取り合うこと=協力という。

互恵的利他主義と囚人のジレンマ
利他行動とは他者のためにとる行動
自分の適応を変更する。コストcをかけて利益bを授ける。
プレーリードッグが仲間に捕食者を知らせる ⇒ 知らせた個体は捕食者に狙われる ⇒ 他の個体は助かる
(ただし、自分の血縁者がいる場合のみ)
血縁者がいない場合の利他行動は?
ロバート・トリヴァースが血縁関係にない利他行動の理論を証明:困っているとき助けると、困ったら助けてくれる。血縁関係になくてもOK
互恵的利他主義の関係(お互い様)
協力の深化を考える

チスイコウモリ:クマ・豚など大型哺乳類の血を吸う。夜徘徊>大型哺乳類がいない>母子で血をやりとり。血縁関係にない場合もある。
血縁関係になくてもふだんから近くにいる個体
コスト>利益

囚人のジレンマ(利得構造)
自白・自白の組み合わせが選択肢としてよい ⇒ その場合は黙秘・黙秘よりも利益が少ない
非協力がよい

繰り返しのある囚人のジレンマと応報戦略
万人の万人に対する闘争
ロバート・アクセルロッド:2人のプレーヤーが繰り返し同じプレーをする
戦略=行動方針
多くの人に囚人のジレンマを問いてもらった。
戦略選手権で優勝した人は「応報戦略」初回は協力、2回目以降は相手が前回とった選択をそのまま真似る
tit-for-tat しっぺ返し TFT
上品さ:自分から非協力を選ばない、報復性:相手の非協力には非協力で応じる、寛容さ:非協力を選んだ相手でも協力してきたら協力する

囚人のジレンマに戻ると
2点を取り続けるのは難しい 次によいのは1点、つまり協力する。

応報戦略は簡単なので、人以外も使う?

最後通牒ゲーム
不公平な扱いを受けると多少のコストをかけても報復する
提案者・応答者:1000円を2人の間で分けるか? ⇒ 提案を受け入れるかを決める:受け入れるともらえる。
不合理な提案を受け入れるかどうか?
不公平な結果を受け入れないことが多い=報復性

至近要因
感謝感情:助けてくれたら感謝する。何かの機会にお返し、感謝されるとまた助けたいと思う

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