「やりたいことはよくわかりませんが、私の適職を教えてください!」(田中 勇一・小林 義崇・徳間書店・定価1,600円+税)
図書館で思わず手に取ってしまいました。
借りようと思って借りる本よりも、偶然手にする1冊が意外に面白かったりします。
準備、心がまえ
笹山 哲平(30歳)は、転職をしたいと考えていた。勤務先は大手企業で安定している。しかし、この職場でずっと働き続けていいのか疑問に思ったからだ。
しかし、彼には家族がいる。住宅ローンもある。そのため、転職の失敗は許されない。
ジョン 田中(50代)は、長らくキャリアコンサルティングとして活躍し、多くの人々のキャリアチェンジを支援してきた。
笹山は行きつけのバーで偶然に田中と出会う。そのことがきっかけで、笹山は田中から転職、キャリアチェンジを相談する。
という、流れで進行します。
「資格やスキルがない」「特別な才能がない」「お金がない」「そもそもやりたいことがわからない」
だから次の一歩が踏み出せないかた向けの1冊です。
笹山は転職、つまり別の会社に勤めることを念頭に置いています。しかし田中は、転職だけでなく、起業や副業など、あらゆる手段を紹介しています。
現在の仕事から変わるということは、別の会社に勤めるだけではなく、さまざまな方法があるよ、ということです。
起業は難しいですが、他の会社に移ることも簡単ではないです。入社できたとしても、どういう環境であるかは分かりません。トンデモ上司やイケズなお局様がいるかもしれません。
いずれにしても、環境を変えるということは、メリットもあればデメリットもあります。
そこで、その前の準備をしっかりしましょうということをこの1冊は強調しています。
その準備の最大の目的は、自分自身を知ることです。
自分が楽しいと思うこと、わくわくすることはどういうことか?
自分の強味は何か?
と、自分自身の振り返り、言語化を進めています。
そうすることで、自分が本当に何をしたいのかが見えてくるはず。
ミッションワーク
ライフワーク=自分がやりたいこと、ライスワーク=自分ができることというそうです。
ライフワークとライスワークが共通するお仕事を「ミッションワーク」というそうです。
キャリアチェンジの究極のゴールは「ミッションワーク」を見つけることです。
ここまでくれば、毎日働くことが楽しいのだろうなと想像します。
迷っていた笹山さんも田中氏のキャリアコンサルティングを受け、次の一歩を踏み出すことができたところで、この1冊は終わりです。
読みながら思ったのですが、対話、人と話すことは大事ですね。
昨日のゼミでも思ったことですが、自分以外の第三者と話す機会から、思わぬ気付きをもらうことがあります。
最後は自分で考えるしかないのですが、だれかと話す、聞いてもらうことはとても大事ですね。
実践してみようと思うこと
本書で田中氏が笹山さんにお勧めしていたことがあります。
①わくわくした出来事をメモする
②お金や時間があったら何をしたいかをメモする
③どんな場所だったら働きたい?気になっている場所をメモする
④本屋さんで気になった本をメモする
⑤過去の振り返りをメモする
⑥トラウマを振り返ってメモする
①・②・③がウォームアップでしょうかね。
特に⑥はつらいかもしれないのですが、田中氏いわく、トラウマが自分がやりたいことを妨げ居ている可能性があるのだそうです。そこで、キャリアチェンジをすることでトラウマを解消できるのだそうです。
今の職場にいることが日々トラウマなんですけど。😱
①②③は、ふだん考えることはないです。まずはこういうことを考えるところから始めてみようと思います。
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