収入は増えないし、増やす策は難しい。ということは。

活動日報

Photo by Unsplash, Jana Shnipelson

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ブログを書くことで、論文の準備をしています。
準備をしようとしてするより、ブログを投稿しよう✏️  と気軽にやってみると、思いもよらないアイディアを思いつくこともあります。

「払えない」が多数

過去に読んだ論文にもある通り、国保の保険料を払えないというかた多いことは、最近のデータでも証明されています。
国保加入者の44%が無職世帯であり、62%が保険料軽減世帯です。
国保の保険料軽減は、軽減率により2割・5割・7割と分かれます。その中でいちばん多いのは7割(37%)です。(以上のデータは最新(2023年度)の「国民健康保険実態調査」(厚労省)より。)
国保の収入状況は非常に厳しいということです。

収入を改善するためには、保険料収入を増やすことが有効です。
保険料収入を増やすためには、①保険料を上げる、②保険料の収納率を上げる、③保険料軽減世帯を減らす、ということが考えられそうです。

でも、それができないから、今この現状なのでしょうね。

「新しい国保のしくみと財政」(神田 敏史・長友 薫輝 共著)などでも、減らされ続けている公費を増やすことを主張しています。
憲法25条にもある通り、国は国民の健康、生活を守る義務があります。
しかし、日本の国家財政は借金につぐ借金を重ねている状況です。2025年3月末時点で1,323兆円の借金があるそうです。(NHKニュース 2025年5月9日 20時47分 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250509/k10014801461000.html)
やみくもに公費を増やせといっても、限界があります。

ここからがハイライト

国保に限らず、国民皆保険制度のことを考えることは、本当に難しいです。
というのは、結局、とどのつまり、ある1点に問題が集約される・・・と考えてしまいがちなのです。

そう、結局「お金」

これがあれば、だいたいの問題は解決する。

・・・という考えに陥っている時点で、もうスタックしているのです。
ぬかるみにタイヤがはまってしまって動けない状態です。

かといって、突飛すぎるアイディアもよろしくありません。
この点も難しい。

地に足が付いていて、かつ、だれにとってもハッピーなアイディア

これが、私の論文の結論の条件です。

この条件に合う答えを探すためには、先人の知識や知見をベースにしつつ、今までにない新しい考え方が必要です。
先人の知識や知見、研究方法のセオリーにしたがいつつ、その枠組みから外れることも必要です。

具体的な答えはまっったく分かりません。
だけど、答えにたどりつくヒントは何となく理解しました。

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