アカデミック・スキルズ課題①:その2

活動日報

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昨日、題材として選んだ論文「国民皆保険としての日本の医療保険制度の財政構造と課題」(李 忻・2015年)を一通り読みました。
大事、必要そう、これは忘れてはいけないことには、下線を引きました。
下線も、超重要=赤、重要=黒と色分けもしました。

しかし、ここからどうすればいい?

また行き止まりです。
このまま適当に下線を引いた部分をおまとめするだけなら、本当にただのおまとめに過ぎません。
自分の研究に活かすためにはこれではダメだ、ダメだ、ダメだ。(エヴァのシンジくん風に)

そこで、一枚絵の伝道師 まりくろさん(@ma_san888)の「単語に着目読み」を使います。

論文中に出てくる「気になる」「キーワード」「理解するために必須」と思われる単語に〇を付けつつ、Excelに入力 → 登場回数を集計しました。

集計する以前に、目立つ単語、フレーズ(単語と単語が組み合わさったもの)があります。
登場回数もさることながら、語感、インパクトを感じるのです。
ただの直感なのですが「これは何かあるぞ」と感じさせる単語があるのです。
プロ野球選手にたまにいらっしゃる「記録に残らないけど記憶に残る」というタイプです。

この考え方はまったくロジカルではないです。
それでも、行き止まりで前に進めないときは、前に進むためのきっかけとしては有効であるはずです。とにかく止まっていては進まないのですよ。

そこで気づいたこと

国民皆保険としての日本の医療保険制度の財政構造と課題」は、タイトルにも「財政構造」という単語があります。
財政=お金と構造=仕組みに着目して、国民皆保険、医療保険制度について論じられています。
特に、目立ったフレーズは「複雑な財政構造」です。

保険とは、加入者の保険料で運営されるもののはずです。
社会保険は民間の保険とは異なり、「給付反対給付均等の原則」は成り立たないとされています。そのため、公費が投入されています。

であれば、保険料と公費で運営しています、という単純な仕組みで済むはずです。
しかし、ふたをあけると、もうなんかぐちゃぐちゃ。
結局ほぼ自力でまかなえないために、公費が投入されるのですが、その投入経路じたいがややこしいのです。

眠いときに「国民皆保険としての日本の医療保険制度の財政構造と課題」を読むと、秒で眠れる気がします。眠れないかたにも羊を数えるよりおすすめできるかもしれません。

他にも気づいたことがあるのですが、そろそろ1000文字を超えたので、今宵はここまでにしとうございます。

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