「日本の国民皆保険」一枚絵化:その4

バー 活動日報

Photo by Unsplash, Hanxiao Xu

さて今日は思いがけない「いいこと」がありました。
私の論文作成にとって、ヒントとなる情報をいただきました。

「どこにいても結果を出す男」

サワイさん(仮名)は、職場の大先輩です。
御年還暦オーバー、現役MRです。

医薬品の営業担当者のことを「MR」と呼びます。「MR」とは「医薬情報担当者 (Medical Representative)」です。
医薬品メーカー所属で、モノやサービスを売る(これが主業務のはず)というよりも、医療従事者に自社製品の情報をお伝えする(これがそもそも営業活動ですね)、医療現場の情報を収集するといった役割を担います。

社内のとあるかたによると、サワイさんは異動先で必ず結果を出してきてかたなのだそうです。優秀なかたでも、異動先の環境がよろしくなかったりして、本来の実力を発揮できないことはよくあることですよね。

そんな「どこにいても結果を出す男」サワイさんから、お電話があり、用事ついでにあれやこれや教えていただきました。

地方の医療現場のリアル

といっても、サワイさんおひとりが見ていることなので、これがすべてではないと思います。でも、こんなかんじなのだなということは私でも想像できます。

以下、サワイさんの教えを自分のためのメモとしてまとめておきます。

一部不快な言葉もありますことを先にお詫びいたします。(特に医療関係者の皆様がもしこちらの文章をご覧になっていたら、申し訳ございません。)
すべては個人の一つの見方、意見であるということで了承ください。

★2030年問題:医療従事者が不足、その前に電子カルテ化問題
2030年度をめどに、政府は日本の全医療機関に対して電子カルテを導入するよう、働きかけているそうです。
サワイさんいわく、高齢の先生がいらっしゃるクリニックでは電子カルテ導入は厳しいのではないかとのこと。高齢とあいまって、そのことが原因で閉院するみたいなことが起きるのではないかとのことです。

そもそも電子カルテを導入するためにはお金・手間がかかります。
システム導入時の混乱も心配です。特に審査支払機関にレセプトを提出するさい、トラブルが発生→締切に間に合わないなど事故が起きたら目も当てられないことになります。
こういうたいへんさを乗り切れば、事務処理効率化につながるのでしょうけどね。

★看護師不足
高齢化は医療業界でも深刻な問題となっているようです。
特に看護師さん不足は地方の場合はかなり問題のようです。医師だけではダメで、看護師さんがいらっしゃらないと、医療サービスの提供は難しい。
サワイさんによると「おじいちゃん先生のクリニックに若い看護師さんが働きたいと思わない」ので、「今働いてもらっている看護師さんに1日でも長く働いてもらうことが大事」だそうです。

★高齢者のコミュニティ
昔なら病院やクリニックが高齢者のサロン、コミュニティとなっていました。
「いつも来る鈴木さんどうしたのかな?」「鈴木さん、風を引いて今日は来られないんだって」というコントみたいなことがあったといわれました。

サワイさんいわく、最近の高齢者は「ジム」に行かれるかたが多いそうです。
ジムに通い、身体を鍛えて、病院やクリニックのお世話にならないようにする、ということでしょうか。

本日の活動

「日本の国民皆保険」一枚絵化、67ページまで進みました。
5/25(日)じゅうに終わらせます。(終わらせたい!)

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