手書きはいいぞーと思うのですが、私は書くのが遅い、その上文字が美しくない。
はやく、きれいに、のどちらも求めないので、せめてどちらか一方の能力をください。
どちらか一方なら「きれいに」のほうがいいかなー。
今日は完全に「日本の国民皆保険」のメモです。
診療報酬制度は国民皆保険を維持するために必要
第2章の終わりで、島崎先生はこのようにおっしゃっていました。
日本の医療費は診療報酬制度により決められた「公定価格」です。
「風邪で診察を受けました」「注射をうってもらいました」「病気の有無を調べるために検査を受けました」などありとあらゆる医療行為は日本全国どこの病院・診療所でも同じ価格です。
トリバゴや価格comが不要なわけです。
これでは競争原理が働かないのでよろしくないのではないかという考えもあるかもしれません。
でも、医療に100%競争原理を持ち込んだとすれば、何が起きるのかは簡単に推測できます。
また診療報酬とは「患者に対する個々の診療行為の対価」(「日本の国民皆保険」60ページより)であるため、ジェネリック使用や医療DX推進のための診療報酬の設定はいかがなものかとも提言されています。
島崎先生が指摘されるような医療行為の対価とはかけ離れている設定は、いわれてみるとなるほどと思いました。ちょっとへんですよね。
こういうことがまかり通ると医療行為とはまったくかけ離れていることに対する価格設定がどんどん増えていくということ?!
考えるだけでもコワイです。
社会保険 or 税
日本の国民皆保険制度は「社会保険」方式といわれています。
社会保険は、保険料を納めてもらうことで成り立ちます。
税、つまりは税金で公的医療を運用するのなら、確実に集金できるのでいいですよね。
なぜ日本では社会保険方式を選択したのか?という核心部分は、第3章途中での時点では明らかにされていません。
一枚絵に取り組む前に1度通読しているのですが、その答えはどこかにあったのかどうか・・・
ふつうに読むだけだと内容を失念しがちであることがよく分かりますね。😅
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