本1冊一枚絵プロジェクト第2弾完走しました

みんなのミカタ 社会保障制度 活動日報

今回の題材は「みんなのミカタ 社会保障制度 1 社会保障制度と制度をささえるお金」(河合 塁・教育画劇・3,600円+税)です。
2025年2月に発売された本です。4月に続編である「2」が発売、さらに「3」も発売される予定です。

子ども向けの1冊、でも読み応えあり。

法律や経済など、自分には基礎知識がまったくなく、難しい内容を学ぶためには、子ども向けの本がとてもよいです。
説明がすっっごくていねいです。
かわいいイラストや図版もふんだんに使われていることもあり、理解が進みます。

4/29(火)に「社会保障制度のことを学ばないといけない」ということに気づきました。
そこで地元の図書館で、超学術的ぽい、いかにも難しい本を借りました。
これは挫折しそうなので、保険をかけて「みんなのミカタ」(タイトルが長いので省略)も同時に借りました。

超学術本はまったく基礎知識がない上にかしこくない私にはハードルが高すぎでした。
何となく書いていることは理解するのですが、100%の理解は難しい。
ただしこの本はいずれは読み切ろうと思います。

その前に、基礎知識固めとして「みんなのミカタ」を読みつつ、一枚絵にすることにしました。
ページ数も少ない(全部で47ページ)こともあり、約5時間、50コマで一枚絵完成です。

大当たり、良きです。

「みんなのミカタ」は期待通り、いやそれ以上です。

「ねこ先生」という丸メガネ+蝶ネクタイのハチワレねこの大学教授が、小学生の「ゆな」「みなと」に社会保障制度の授業をする、というスタイルで、紙面は進みます。

サブタイトルにあるようにこの1冊は、社会保障制度の概要と、そのために必要なお金のことにターゲットを絞った内容となっています。

今日本でどのくらい社会保障のためにお金が使われているか、どのお金がどうやって調達されているか、さらには社会保障制度の必要性、問題点が分かりやすく解説されています。

最後のまとめ部分で「(前略)日本の社会保障は、いろいろな問題もかかえながらも、よく考えられた、案外わるくないしくみだともいえるのです。」とありました。

「案外」「わるくない」のです。
手放しで「よい」といえるわけではない、ベストではないかもしれない。
だけど、運用しだいでは、ベター、かぎりなくベストに近づくことはできるのではないのか?

国民皆保険制度のことで論文を書くことを考えて以来、多くの本や資料を読んでいます。
そのたびに、どうしようもなさを感じることが多かったです。

そう思ってしまうのは、社会保障制度に対して、過大な期待を持ちすぎていたり、黙っていても何か得られるみたいなことを考えるからなのでしょうね。
評価軸を変える必要があるのでしょう。

こんな気づきを得ることができたことは大収穫です。(⌒∇⌒)

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