アカデミックライティングチャレンジに参戦します!

pencil 東京通信大学

私は2020年度2学期にアカデミックライティングを履修いたしました。

2020年度2学期は、単位認定試験を早めにすませていました。
アカデミックライティングのレポート作成が最後に残りました。
どこかでも書いたのですが、締切1時間前くらいから書き始めました。

ただし、アカデミックライティングの履修開始時に、レポートのテーマは決めていて、資料集めも行っていました。つまり「こんな内容にしよう」というイメージは持っていました。

前置きはこのくらいにしておいて、以下、私のレポートを公開いたします。
「こんなくらいでいいのね」と安心して下さい。
でも、油断禁物ですよ🚫

アカデミックライティングのレポート例

タイトル「なぜCOVID-19は突然重症化するのか? ~Dダイマーの有用性ついて~」

第1章 なぜCOVID-19は突然重症化するのか?

第2章 本論
Ⅰ 血栓
Ⅱ Dダイマー
Ⅲ COVID-19と血栓

第3章 結論

第1章 序論

第1章 序論
新型コロナ(以下COVID-19と表記)に感染した人の80%は、普通の風邪程度の軽症であり、1週間もあれば回復する。しかし、突然重症化するケースがある。

イギリスのジョンソン首相は、陽性と判明されてからも、テレビ会議に参加できるくらい軽症であった。しかしツイッターでメッセージを投稿した後、数時間後に集中治療室に入ることになった。
ジョンソン首相のケースは「普通の風邪程度」といわれていたCOVID-19の恐ろしさを見せつけることとなった。

COVID-19の重症化の一因として、血栓が異常に増えることが指摘されている。血栓が増えているかどうかを確認するための血液学検査項目が「Dダイマー」である。

本稿では、COVID-19の重症化を阻止するためには、血栓量を確認することが重要であり、そのためにはDダイマー活用を推進することを述べる。

第2章 本論
Ⅰ 血栓について
私たちはケガをすると血管が破れて出血をする。出血が続くと死に至るので、止血をする必要がある。そこで、血中の血小板が止血をするために血栓を作る。止血が完了すれば、血栓は消えてなくなる。血栓とは、本来私たちにとって必要なものであり、これがないと命を落とす危険もある。
しかし、出血もしていないのに血栓が作られることがある。この状態を「血栓症」呼ぶ。
血栓とは止血をするためにものであるため、出血もしていない状況で存在すると、血液の流れを悪くする原因となる。血栓症は、心筋梗塞・脳梗塞など重篤な病気の原因となる。

Ⅱ Dダイマー
Dダイマーとは、フィブリンと呼ばれる物質が止血のために作られた血栓を分解するときにできる物質の一種である。血液中にDダイマーが多く含まれるということは、血栓が多く作られているということになる。
前項で述べた通り、出血もしていないのに血栓が作られる状態を血栓症と呼び、私たちの体で異常が発生していることとなる。そこで、血液学検査にDダイマーを測るという項目がある。

Ⅲ COVID-19と血栓
COVID-19とは感染症であり、ウイルスが体内に侵入することに発症する。ウイルスのような有害なものが体内に侵入すると、体内の免疫細胞が防御する。

「細菌やウイルスなどが体内に侵入すると免疫系が働き、生理的反応として全身への感染拡大を予防し、ウイルスを抑え込むために全身に血栓形成が惹起されます。これを免疫血栓といいます。しかし、細菌やウイルスからの攻撃があまりにも強烈ですと免疫血栓が過大に反応し、全身の微小血管を閉塞する微小血栓ができ、敗血症性DICという状態になります。新型コロナウイルスは、この免疫血栓の過大反応を引き起こしていると考えられるのです。」(1)

つまり、防御する機能があまりにも働き過ぎてしまい、結果として、血栓が大量に産出されて「血栓症」に至るということである。

第3章 結論
COIVD-19に感染した人の80%は、普通の風邪程度の軽症であり、1週間もあれば回復する、と冒頭で述べた。しかし、けっして「普通の風邪程度」の病気ではない。
血栓が異常に増大することで、血栓症を引き起こし、重症化するケースもあることに注意するべきである。ただし、過剰に恐れて、感染者への差別などはもっての他である。
「正しく恐れる」ことが肝要である。
街中の医院・クリニックなどで、発熱・咳がある患者が来院した場合、Dダイマー検査を行うことを提案したい。

(1)日経メディカル「COVID-19、病態の本質は「尋常でない血栓症」」(2020年9月5日閲覧)
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/report/t344/202009/566912.html?pr=1

補足と反省

上記レポートはWordで書式設定を次のように行い、入力しました。

ページ数:2ページ
フォント:MS明朝 10.5ポイント
1行の文字数:51文字
1ページの行数:48行

ページ数は「2ページ」といっても実質は1ページと半分くらいでした。

参考文献はもっと読んでいたのですが、結局1点しか使っていません。
時間がなかったことにより、引用できずじまいでした。

現在TOU生の間ではアカデミックライティングのレポートを公開する「アカデミックライティングチャレンジ」がはやっています。
私も参加させていただきました。

他の皆さんのレポートを拝読すると、しっかり調査もされ、緻密に練られています。そういうことを踏まえて、自分の文章を改めて見ると、やっつけ仕事感満載で悲しくなります。( ノД`)

アカデミックライティングは不完全燃焼だったので、このモヤモヤをはらすことができるよう、何かしらのチャンスがあれば、今度は全力投球でがんばりたいです。

通常通信大学ではひとりで勉強が基本です。でも補完できる機会があることは、とてもありがたいことです。
それも、学校が強制しているのではなく、学生が自主的に行っているのですよ。
ちょっとすごくないです?

だれかにいわれるのではなく、自主的に動くことができることほど強いことはないと思うのです。
やっぱりTOUに入学してよかったです😊

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