2021年度3学期に「初級オブジェクト指向プログラミング」を履修しました。
担当は安定感抜群の土屋 陽介先生なので、授業はとても分かりやすく、配布資料もよくまとまっていて、毎回とても楽しみにしていました。
小テストも基本を確認する内容が多く、復習にもなり、有意義でした。
しかし、単位認定試験はつらかったです。
2022年度以降はどうなるのか分かりませんが、要注意科目かもしれませんです。
そういうわけで、授業で学習した内容を復習していくことにします。
Pythonとは?
1991年、グイド・ヴァンロッサム氏が生み出したプログラム言語です。
比較的新しい言語ですね。
言語の特徴としては、次の3つがあります。
(1)インタプリタ方式
(2)動的型付け
(3)クラスベースオブジェクト指向
さらに、Pythonとは、書きやすさ、読みやすさを追求している言語であることも特徴です。そのためシンプルです。
授業を受けているときにも思ったことですが、プログラムを書く量が少ないことに驚きです。
各講の最後に練習問題があります。
設定されている内容を実行できるプログラムを書くことができたぞーと思ったものの、模範解答を見て悲しくなることがよくありました。
模範解答のプログラムはあきらかに行数が少ないんですよ。
同じ仕事をするのにさくっと短時間できる優秀な人と、時間がかかるダメな人みたいな感じです。
インタプリタ方式とは?
インタプリタ方式とは、プログラムを1行ずつ解読・実行していく方式です。
その反対はコンパイラ方式です。こちらはコンパイラがプログラムを全部マシン語に翻訳し、その後に実行するという方式です。
インタプリタ方式は修正・変更が簡単なのでお手軽感あり、コンパイラ方式はエラーを起こしづらく(あらかじめ確認ができるため)、実行速度も速いそうです。
動的型付けとは?
動的型付けとは、変数に型がなく、どんなデータでも代入できることです。
動的型付けの反対が、静的型付けです。
変数を使用する前に、どの型のデータを代入するかを決めておく必要があります。決めた型以外のデータを代入しようとするとエラーとなります。
お手軽、ラクチンさでは動的型付けに軍配が上がります。
でも、エラーを見つけやすいという点では静的型付けがよいですね。
クラスベースオブジェクト指向とは?
「クラスベース」とは「オブジェクトの生成にクラスを用いるスタイル」のことです。(※1)
「オブジェクト」とは「変数、関数、データ構造を組み合わせたもの」のことです。(※2)
というわけで、クラスベースオブジェクト指向とは、プログラムを書くさいに必要な材料(オブジェクト)をクラスベースという方法で調理する、ということです。
こういう用語はつきすめ過ぎるよりは、ふんわり理解しておくほうがよいと思います。
(※1)ウィキペディア「クラスベース」よりの引用です。
(※2)ウィキペディア「オブジェクト (プログラミング)」よりの引用です。
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